国家公務員の給与引き上げでネット民に叩かれて可哀想に…

2016年8月16日雑記帳

※14年11月に記載した旧ブログ記事の移行記事です

国家公務員給与引き上げ法案成立、年間820億円の負担増
一般職職員の給与引きあげ。今回の給与UPは若手・中堅が対象みたい。民間より給与が高いと指摘の多いベテラン世代は据え置きらしいです。ここが上がらなかっただけまだましですね。

一般職職員といっても、キャリア官僚含む普通の国家公務員のことを指します。
大臣や、職務の性質上国家公務員法を適用すべきでない方々(裁判官や、国会職員、防衛省職員)を「特別職」と呼んで、それ以外を「一般職」と呼びますね。

今回は、人事院の勧告に基づくので、非現業の国家公務員の給与引き上げでしょうね~。

ネット界隈では叩かれまくっていますが、私としてはちょっと同情的に色んなまとめサイト見てました。

許認可を振りかざした天下りの癒着とか、独立行政法人の親方日の丸気質だとか、機密費の不正使用だとか、審議会の恣意的な人選だとか、官官接待費だとかね、そういう批判はわかるんですが、今回の給与UPは若手中心だしそこまでブーブー言わなくても…

国家公務員でやはり気になるのは、日本の政策を実質担っているキャリア官僚の給料なんですよね。以前、8年目の東大卒キャリア官僚が給与公開していましたが、600万くらいらしいですね。

民間基準に照らせば多いのでしょうけど、そこらへんのパチンカスとかに省庁の仕事をされても困るわけで、彼らの選べた選択肢を考慮すると今回の給与UPをしても多すぎるということもないと思うんだよな~。

うちの会社は、彼らより給料はかなり高いですが、うちの内定辞退をして官僚にいく人も毎年出ますし、官僚さんたちは給与以外の、やりがい、名誉、奉仕の精神が強い印象が結構ある。

もちろん人によりけりで、旧社会保険庁みたいに責任感の欠片もない仕事をしてる場合もあるにはあるわけですけどもね。

官僚にいった人たちをみてると、なんだかんだ彼らは国民の公僕だよね…という印象が強い。近い年齢層の人しかしらないので若者に限りですが…。

最近悪い意味で話題になった某料理研究家の国会議員さんだって、”全国民の代表者”ですから、一般国家公務員の最高給料額よりも多くの歳費(=給料)をもらえることは国会法によって保障されているわけですよね。彼女たちよりも給料が圧倒的レベルで少ないわけです。

ちなみに国会議員って、次当選するための活動に金がかかるみたいですねw 日本は立候補するだけでも金かかりますしね。立候補にあたっては仕事をやめる覚悟をもってやらなきゃいけませんしね。官僚より国会議員の選ばれ方のほうが問題な気がするんですけどね~、私は。

それはともかく、大きな政府化が進み、問題視されつつも行政も立法も彼らが実質担うしかない状態。問題視されつつもテクノクラートとして官僚の重要性が増している。それなのに公僕として働けとブーブー批判され続けたら、官僚たちもやってられないわ笑

行政学とかの分野の学者先生が考えているような、昨今の問題点が一般人にも理解できるレベルで伝わってくるといいんですけどね。そういうところ池上さんに期待してたんですけど、今の感じ、そんな動きはなさそうですねw

ただ、今回の件、ネット界隈の批判で割と同意できたものがあります。

給与上げるにしろ「給与上げの判断を行うのが早すぎる」という批判。

彼らの給与って人事院が決めていて、彼らの勧告に基づき、我々の代表者(笑)が集う議会で承認されるんでしたよね…? ということは、議会を通じて間接的に、この件を我々国民が容認したことになってるのだとは思いますが、とりあえず人事院の給与勧告って、民間準拠で決定されていて根拠があったはず。そこまでの熱意と時間もないので読んでませんけど、資料も公開されてましたよね。

でも、民間がそんなに給与上がっているという感覚が伴わないので、早すぎると感じてしまうんだよな~。確かに何社かベアがニュースにはなっていましたけど、一旦給与をあげちゃうと下げられなくなるので、民間企業はベアには慎重なもの。一時的に業績アップした程度であれば、ベアではなくボーナスで報いることが多いですよね(ボーナスは下げられる。ベアはなかなか下げられない)。

最近の原油安にともないまたブレてきてはいますが、今回は消費税増によるCPIの実質上昇しから、ベアに踏み切った企業は多かったみたいですけど、大半は大企業、それも数千円の規模間。

大企業でも、単年度だけのCPI上昇で判断すべきじゃないとして、ベアに踏み切らなかった企業もありますからね。一度あげたらなかなか下げられないということを勘案すれば、こういう判断もあって然るべきかと思います。

人事院の給与の決定の仕方を詳しく知らないので批判もできませんが、民間ですら「単年度で給与UPの判断を下すのは時期尚早」という判断が下る中、国家公務員の給与上げるのは判断基準ゆるくない?というのは私も正直印象としていだきました。

民間が上がった瞬間に公務員も上がりましたけど、逆に民間が下がったら公務員給与もすぐに下がるような仕組みになってるのかな?それであればいいのかもしれませんけどね~。

とはいえね、財政が苦しいので増税して歳入を増やすのは賛成ですけど、ともに歳出削減も必要な状況。私の会社は今は割と給料が良い感じですが、業績が下がると一瞬で落下していきます。財政難の状況で給料が上がるなんて、さすが安定職、楽な仕事だね~とも正直思うのですw

やはり給与決定の仕方を調べんと何ともいえんな~、でもそこまで調べる程の興味がない笑 こういうところを、マスメディアにわかりやすく解説してほしいんですけどね、本来は。マスメディアはセンセーショナルな話題とりのような上辺の批判だけはするけど、仕組みを解説しないからね…。

給与を一度あげたら下げられないっていう状況がまさに、官僚のおじさん層の給料が高く留まっているという現象に現れている気がしますw

なんというか、こんだけの官僚叩きがあるのに、一向に小さな政府を目指す(まともな)政党はできないんですよね。
どの政党も政治ポジションが似てるところばっかりなのはなんでなんでしょうね。

雑記帳

Posted by ころな