ニッセイのインデックスファンド<購入・換金手数料なし>シリーズが信託報酬最安に!
ニッセイの低コストインデックスファンド『<購入・換金手数料なし>シリーズ』が信託報酬引き下げを行うと発表がありましたね!
引き下げ対象ファンド
以下7ファンドについて引き下げが行われます。
- <購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド
- <購入・換金手数料なし>ニッセイJPX日経400インデックスファンド
- <購入・換金手数料なし>ニッセイ国内債券インデックスファンド
- <購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド
- <購入・換金手数料なし>ニッセイ外国債券インデックスファンド
- <購入・換金手数料なし>ニッセイJリートインデックスファンド
- <購入・換金手数料なし>ニッセイグローバルリートインデックスファンド
変更後の信託報酬
プレスリリースの表がよくまとまっていたので、そのキャプチャを貼り付けます!

販売会社の信託報酬の取り分が、ライバルインデックスファンドと同水準程度まで下がってますね。
「なんで他のファンドでその信託報酬でやってるのに、ウチのファンドでできないの?」という水面下の交渉があったのでしょうか…笑
日本債権クラス以外は信託報酬最安。
最近の低コストインデックスファンドシリーズといえば以下がホットですよね。
- iFreeシリーズ (ダイワ投資信託)
- たわらノーロード (アセットマネジメントOne(旧DIAM))
- 三井住友・DC (三井住友アセットマネジメント)
- <購入・換金手数料なし> (ニッセイアセットマネジメント)
たわらやiFreeといった後発ファンドの登場で、ニッセイのファンドは多少見劣りしていたわけですが、今回の引き下げによりほとんどの資産クラスで最安ファンドとなりました。
今回の引き下げは投資家の信頼を勝ち得る大きな一打
今回のニッセイの信託報酬引き下げは、以下2点で投資家の信頼を勝ち得ることができたと思います。その意味で非常に大きいプレスリリースでしょう。
- 新規ファンドの発表ではなく、既存ファンドの信託報酬引き下げである。
- 過去にもニッセイ外国株式インデックスファンドで信託報酬引き下げを行った実績がある
その時々の投資環境に合わせてコストを合わせにくるファンドシリーズであるとアピールしている為、今後に対する安心感を与えています。
新設ファンドではなく既存ファンドだからこそできるアピールですね。インデックスファンドを買う方は中・長期を見据えたホールドを行う方が多いでしょうから、この点は極めて重要です。
安々と乗り換える人は少なくなれば、純資産がしっかりと増えていくのでさらに信託報酬は引き下げやすくなり好循環になります。
他のファンドと比べてみると、「委託会社」の信託報酬部分に大差があるわけではないので「販売会社」や「受託会社」も身銭を切っているわけですけどね笑
最近の低コスト競争で信託報酬には差がなくなってきましたね。
今後、ファンドを比較する上で、純資産規模や運用姿勢はより大事なファクターになってきますね。その意味で、今の投資環境に合わせに入るファンドであることを真っ先にアピールできたニッセイは、完全に一歩リードでしょう。
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