アナと雪の女王 Frozenで気になった英語表現と文法 その1
英語をお勉強しなきゃな~と思っていたところ、英語学習に面白いサイトを見つけました。アニメで英語を学びましょうというサイトみたい。
アニメスクリプトで英語学習 Anime Script English
アナ雪ならBDも持っているので、このサイトで解説されていなかった部分等々を中心に、個人的に気になる表現をブログに記載してみようと思います。
知ってる表現も知らない表現も含めて、気になったところを。
まずはアナと雪の女王 Frozen [2]: アニメスクリプトで英語学習 Anime Script Englishから!
Young Anna: Elsa. Psst. Elsa!
Psstは間投詞ですね。ねぇ~エルサ、の「ねぇ~」に相当する部分。
Young Anna: Anna, go back to sleep.
go back to sleep。go to sleepで「眠りにつく」という表現。
backは以前の状態に戻ることを指している。
go back to sleepで、"もう一回"寝るという意味。
Young Anna: I just can’t. The sky’s awake, so I’m awake, so we have to play.
I just can’tはI just can’t go back to sleepのこと。「また寝るなんてできないよ」。
justの位置は割と重要で、just can’t + vだと、justはcan’tにかかるけど、can’t just + vだと、justはvにかかる。
今回のjustはcan’tの意味を強調している(出来ない度合を強めている)。I really can’tということですね。できない度合でいえば、I can’t「できないよ」< I just can’t < I just really can’t「本当にできないよ」「どうしてもできないよ」。
「また寝るなんてそんなのできないよ」「また寝るなんてもう無理だよ」くらいの強め方が自然でしょうか。
The sky’s awake, so I’m awakeは可愛い表現ですよね。
「お空も起きてるんだから私も起きてるの」。空が起きてるというのは、「空は明るい」ということを言いたいんでしょうね。
Young Elsa: Go play by yourself.
ちゃんというならgo to play、go and play。口語表現ではgo + 動詞の原型をよく使う。意味は「~しに行く」。
Young Anna: Do you wanna build a snowman?
直訳すると意味を誤解する代表的な表現ですね。
wannaはwant toですが、Do you wanna~?は、「~しない?=(~しようよ)」というお誘いや提案の表現として使う定番フレーズ。
定番すぎて、Do youを言わないことも多々ある(Wanna ~)。
日本語的な直訳をしてしまうと「雪だるま作りたい?」となってしまいますが、意味は「雪だるまつくろう?」「雪だるまつくりませんか?」というお誘い。
Elsa: Hang on!
「待って!」
Young Elsa: Gotcha!
Gotcha = got you
I got youは「捕まえた」の意味が基本ですが、I’ve got your back「私がついてるよ」とかI feel you / I get what you’re saying「言ってることを理解する」みたいな時にも使う表現。このシーンは「捕まえた」ですね(アナが"Catch me"といったのを受けているはずですから)。
Young Elsa: You’re okay, Anna. I got you.
こっちのI got youはシチュエーションを考えれば「私がついてるよ」「私はここにいるよ」という意味が自然でしょうね。I’ve got your backやI’m here for youに近いのかな。そばにいるから大丈夫だよ、ってアナに言ってるわけですね。
King: Elsa, what have you done? This is getting out of hand!
「エルサ、何をしたんだ? 力を抑えられなくなってきているじゃないか」
単に過去に何をしたのか聞きたいだけならwhat did you do?
what have you done?は、今も続いている状態に対して、「何をしたの?」と聞く表現。今の状況を見て聞いたセリフなので、原則通り現在完了形。
is gettingは現在進行形で、getは変化を表すので「だんだん~になってきている」という意味ですね。out of handは、自分でコントロールできず手に負えなくなることを指す。out of handはout of controlと同じ意味ですから、「制御できなくなってきている」という日本語訳の方がここではわかりやすいかもしれませんね。
当然、エルサがエルサの力を制御できなくなってきているということ。
何故か「エルサ、何をしたんだ? これは手に負えないぞ」って書いてるサイトが多いようなのですが、その意味だったらis gettingって表現しませんよね… この訳は私はおかしいと思いますですよ…。
トロールにWe’ll protect herって言って過保護政策をとった王様が「これはもう私の手には負えないぞ」ってエルサに批判気味な台詞を吐き捨ててるわけないと思いますが…笑
これでページのFrozen[2]のところは終わりかな?
Frozen 3
アナと雪の女王 Frozen [3]: アニメスクリプトで英語学習 Anime Script English
Frozen[3]では特に気になった表現がありませんでした。ただ、以下の台詞だけ聞き取りできません…。memorize the powersに聞こえちゃう…(;´∀`)
Young Elsa: But she won’t remember I have powers?
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません