Bash on Ubuntu on Windowsを入れた後に最低限行ったこと
Windowsでbashが使えるようになったということで一先ず最低限のところだけ設定してみました。
詳しいことはよくわかりませんが、Windows10にUbuntu環境を作りそこでbashを動かせるようになったらしいです。まだ動作が不安定な上、色々と変なところでトラブったりするらしいのですが、開発している方には良い動きには違いないですね!
DockerだのVagrantだのが流行っている今、遅すぎる感はありますけどね!
ターミナルをcmderにする
デフォルトのターミナルが使いにかったのでcmderに変更しました。
既に他サイト様で設定方法が解説されているみたいなので以下のページ参照。
Bash on Windows + cmderでまともなターミナルを獲得する(tmuxに関する追記有り) – Qiita
ログインユーザーを変える
私だけに生じてる問題っぽいのですが、ユーザーを設定したのに何故かrootでログインしている状態でした(;´・ω・)
lxrun /setdefaultuser ユーザー名
をcmdから実行することで、bashで使用するデフォルトのユーザーが指定できるみたいなのでコレで変更します。
リポジトリの更新サーバーを変更
/etc/apt/sources.listを以下のように変更。
deb http://ftp.jaist.ac.jp/pub/Linux/ubuntu/ trusty main restricted universe multiverse
deb http://ftp.jaist.ac.jp/pub/Linux/ubuntu/ trusty-updates main restricted universe multiverse
deb http://ftp.jaist.ac.jp/pub/Linux/ubuntu/ trusty-backports main restricted universe multiverse
deb http://security.ubuntu.com/ubuntu trusty-security main restricted universe multiverse
どうやらデフォルトは海外のサーバーが設定されているようです。スピードを考えても、Ubuntuコミュニティの負荷分散を考えても、日本在住の我々は日本のサーバーを指定したほうが良いでしょうから、jaistからとってくるように変更。
ただし、securityについては直ちに更新されていることが大事という発想のもと、一応security.ubuntu.comを直で見に行くようにしました。
デフォルトの状態でbackportsも取ってくるように設定されていたので、一応残していますが、個人的にはbackportsの行は消してもいいかなぁ…。Bash on windowsはapt-get update中に色々止まったりするみたいなので。とりあえず使えりゃいいので安定重視したいし…。
尚、設定できるサーバーはMirrors : Ubuntuから選べます。
リポジトリの更新&アップグレード
sudo apt-get update && sudo apt-get upgrade
を実行し、新しいパッケージを導入します。
私がUbuntu使っていた時はaptitudeを使うのが流行っていましたが最近はどうなんでしょうね。
gitのリポジトリを追加
安定重視といってもよく使うヤツは新しいものにしておきたい。
というわけで、gitのバージョンが古いのでリポジトリを追加します。わざわざbash on Ubuntu on Windowsを使おうなんて人はgitをよく使う方多いと思いますので。
Git stable releases : “Ubuntu Git Maintainers” team
sudo add-apt-repository ppa:git-core/ppa && sudo apt-get update
をしてリポジトリの情報を新しくしてやって
sudo apt-get install git
でgitを導入してやればOKですね。
以上。Ubuntu懐かしすぎ…!
とりあえずこれで終わり。
あとは思い出話。
17年3月時点のUbuntu on WindowsはUbuntu 14.04(Trusty Tahr)で動かしているらしいです。
私が大学ではじめてUbuntuを触ったのが7.04(Feisty Fawn)やGusty Gibborn(7.10)あたり。Compiz Fusionとか流行り出してた時ですね。
で、Ubuntu…というかLinux自体を使わなくなったのが、OpenOfficeからLibreOfficeに変わろうとしてた時あたりで、その時、Unity入れようとしててめちゃくちゃたたかれてた時だから11.04(Natty Narwhal)くらいですね。
久しぶりにUbuntuを見てみましたが、今の最新は16.10、LTSだと16.04みたい。
私は特に成長もせぬまま歳をとっているというのに時代は進むね、こわいね(;´・ω・)
そういえばまだアレあるのかな…?と思って調べてみたら、ありました…!
萌えぶんちゅ! 「まだアレあるのかな…?」どころか、いろんなディストリビューションに派生してデカくなってた笑
私はこういうのは恥ずかしくて無理なタイプですが、このサイトの解説(技術的な意味で)勉強になるんですよね。あと、gimp-painterというヤツがとても重宝してました!
またCompiz使いたくなってきたなぁ。
Windows10でようやく標準の仮想デスクトップ環境が導入されましたけど、私がUbuntu使っていた当時でも、これくらいのことは優にできる程度の自由度のあるウィンドウマネージャーが提供されていました。
2010年の動画だから7年くらい前かな?
色々がちゃがちゃやりすぎてわかりにくいので、当時のUbuntuで使ってる動画を調べてみたらありました。
Ubuntu8.04。Compiz自体はこの前のバージョンから似たようなことはできていたので、今から9年とか10年くらい前のウィンドウマネージャーの動きかな。
そして2017年Windows 10の仮想デスクトップって、これより昔の時代のBerylを思い出すんですよね笑
WindowsはX Window Systemじゃないので環境自体をマルっと入れ替えることができないから、好みに合わせて色々やりにくいんですよね。またLinux使いたくなってきたなぁ。
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