日経ヴェリタスの運用会社ランキングでひふみ投信のレオスが1位になっていました

2016年8月16日金融ニュース雑談

投資をやっている方であれば日経ヴェリタスを読んでいる方も少なくないかと思うのですが、その日経ヴェリタスの第417号(3/6 – 3/12)に、運用会社ランキングが一面で掲載されていました。私の購入しているひふみプラス(ひふみ投信)のレオスが国内株式1位になっていました!やったね!

新聞では運用会社ランキングだけではなく、最近のコスト意識に関する話題やらにも触れていたので、インデックス派の方々も面白く読める記事だったかも? 正直ベースでいうと、もう少し深い(内部事情に踏み込んだ)記事を私は期待していたのですが…(日経新聞ではなく日経ヴェリタスの記事なので)。

運用会社ランキング

三菱アセットブレインズの協力のもと、「殖やす力」「守る力」「信頼度(※平均保有期間が長いこと)」の3つが優れる運用会社を日経ヴェリタスがランキングしたらしく、そのランキングが一面に掲載されていました。私は現在、債権に興味がないので、株式クラスだけ記載しますが、結果は以下となっていました。

  • 国内株式1位:レオス・キャピタルワークス
  • 国内株式2位:SBIアセットマネジメント
  • 国内株式3位:シンプレクス・アセット・マネジメント
  • 海外株式1位:NNインベストメント・パートナーズ
  • 海外株式2位:キャピタル・アセットマネジメント
  • 海外株式3位:スパークス・アセット・マネジメント

「殖やす力」「守る力」「信頼度」は以下のように定量化したみたいです。

「殖やす力」
投信の基準価格の変動に分配金を加味してトータルリターンを算出。
対象投信が含まれるカテゴリー内での偏差値を08-15年の各年で出し、会社別にまとめた。
「守る力」
08-15年の各年で、対象投資信託の基準価格の最安値と安値日以前の高値とを用いて最大下落率を算出。
下落率が小さいファンドほど高得点になるよう点数化し、運用会社ごとの平均値の高い順に並べた。
「信頼度」
ファンドの純資産額(年間平均値)を解約額(年間累計)で割って平均保有期間を算出。
この保有期間が年ごとにカテゴリー内でどんな位置づけにあるかを偏差値で表した。
さらに各ファンドの年ごとの偏差値を運用会社別に集計し、平均値が高い順にランキングした。

「殖やす力」が高いファンドは「トータルリターンが高いファンド」と定義されているので、字面から受けるイメージ通りの定義でした。

「守る力」が高いファンドは「最大下落率の低いファンド」という定義になっていますね。字面から、ボラティリティ(数学的な標準偏差)の小さいファンドとか、シャープレシオの高いファンドを私は想像してしまったので、関係していない訳ではないですが少しばかりイメージが違いました。

「信頼度」が高いファンドは「平均保有期間が長い程信頼されているファンド」という定義。字面から、私は詐欺的なこと(VIN-NETみたいなヤツ)をしていないファンドを想像したので、これもイメージ違いましたね。信頼性を定量化するのは難しいので、1つのやり方として確かにありな気はしますが…。

詳細は新聞を確認していただくとして、国内2位のSBIアセットマネジメントは、「殖やす力」部門で「SBI中小小型株割安成長株ファンド(jrevive)」が1位になっていたことが大きいみたいです(ちなみに2位はひふみ、3位はスパークスの厳選投資)。

海外株式1位のNNインベストメントパートナーズは「信頼度(平均保有期間)」で首位のファンドがあったことが効いてるみたいでした。

定量的な根拠のあるランキングですが、単純なトータルリターンだけのランキングでもなく、販売会社の選ぶランキングとも違い、投信ブロガーが選ぶランキングとも違っており面白い結果かもですね。

たわらノーロード新興国の信託報酬引き下げの可能性あり?

インデックス派の方が喜びそうな記事が”日本の投信 迫られるコスト改革 「聖域」の信託報酬は2極化へ”というタイトルのところに記載されていました。DIAMアセットマネジメント「たわらノーロード」の新興国株式投信について以下言及がありました。

残高に対しかかる信託報酬も年0.5346%と最安値水準に抑えた。新興国株ETFを若干上回るが、西恵正社長は「残高が増えればさらなる下げ余地もある」と語る。

「残高が増えればさらなる下げ余地もある」というのは一般論としてそりゃそうでしょという話しなのですが…

あえてそれを述べたわけですから、「残高が増えればちゃんと引き下げます」という意思の表明だと勝手に私は受け取ってます笑

どれくらい増えれば検討する気になっていただけるのでしょうか。

信託報酬のお話も

他にも、インデックス派の方が興味を持ちそうな以下のような話題も載っていました。

  • 日本の信託報酬は高いという話(米国は株式投信のコストが1%未満、日本は1.5%~1.75%)
  • アクティブ投信の信託報酬引き下げの話(ピクテ投信投資顧問の世界株投信が引き金)

記事で言及されていたピクテ投信投資顧問のアクティブファンド(世界株投信)は、おそらく「iTrust世界株式」のことでしょうね。この投信がアクティブファンドの信託報酬引き下げを牽引してくれればいうことありませんが、信託報酬2極化というタイトル通り、三井住友アセットマネジメントの横山邦男社長は以下のように見ているみたい。

「信託報酬は好成績を出し続けられるアクティブ投信は調査力の対価として高めになる。競争力の無い投信やインデックスは下がり、2極化する」

インデックス派の方は「好成績を出し続けられるアクティブ投信」という表現に「ダウト」と言いそうですねw

新聞記事では信託報酬の話ばかり触れられており、言及がなかったのですが、ピクテのこのファンドはiInfoという仕組みがありまして、この仕組の方が個人的には気になる所。他社にも見習って欲しい取り組みです。

あと興味深かったのは、投資信託選びに辺って、年配層は分配金の高さに目がいき、若年層はコストを重視するらしい。又、年配層は若年層比で営業員のアドバイスを重視しがちなグラフが出ていたのも印象的。

投信の運用という話でいえば、個人的にはロボット運用が気になっているんですよね~。Fintech界隈のトレンドの一つなので今後も進む分野な気がしているのですが、クオンツ運用なんかと凄く相性がよさそうですし、非常に私好みの運用の方向性です。