NISA口座にファンドを投資している人によく見かける勘違い

2016年8月16日金融ニュース雑談

(15年6月に記載した旧ブログの移行記事です)

最近、投資ブログでお勉強させていただいているのですが、NISA周りで「あれ、間違ってないかな??」と思うところがありましたので、調べたものを備考録がてら残します。

とりあえず2つ。

NISA口座でファンドの分配金を再投資する時の課税

インデックスファンドの分配金はもちろん非課税です。

問題となるのはその分配金を再投資する時です。

ブログを見るいと、「インデックスファンドには分配金再投資があるからNISAの非課税メリットをフルに享受できる。非課税のままファンドを成長させることができるから、再投資できないETFよりインデックスファンドの方がNISAに向いている(キリッ」と書いている人をみかけるんですが…

恐らく、勘違いしている気がしています…

nisa1

私もNISAはNISA口座で再投資するよう設定しています。上はsbi証券の画面です。

ただ、よくみていただければわかるんですが、

nisa2

ちっちゃい字で以下のように書いてます。

「再投資額によりNISA投資可能枠を超える際は、再投資は課税扱い(特定/一般預かり)となります」

要するに、分配金を受け取る際には確かに課税されないのですが、その分配金を再投資する口座はNISA口座ではなくて特定口座になるということです(NISA口座に余りがない場合は)。

仮にNISA口座に余りがあったとしても、分配金がNISA口座で再投資される分、投資可能枠自体は減りますから、一概にNISAで再投資できることがメリットといえるかというと微妙だと思うんですね…。

もちろんある程度非課税メリットは享受できますし、分配金再投資による複利効果もあるわけですが… 再投資できるからETFよりインデックスファンドの方がNISAに向いているんだ!!論は微妙な気がします。

むしろ分配金再投資がこういう位置づけになっているのであれば、売買手数料が無料になるキャンペーンをやっているETFこの機会にNISAにぶち込んで、ETFから得られた分配金(非課税)を手動でノーロードのインデックスファンドに打ち込んだ方が、得するケースも十分想定できるように思いますね。

毎月分配型をNISAに入れると、毎月非課税であることが実感できて嬉しい??

上のように書いている方が結構いました。確かに、ムリな分配をせずに、コストも低めな投信に投資をしているのであれば一理あると思うのですが、ここにも勘違いが含まれていそうな匂いがプンプンします。

どうもインデックス投資家のブログを見てると、毎月分配型と聞いた途端に鬼の首を取ったように批判しだす方が多かったのですが、その点は私自身はどうでもいいです。個人投資家は、必ずしも最適な経済合理性ばかりを求めているわけではないですしね~。

が、しかしです、NISA人気ファンドとかで見かける毎月分配型の投信は、基準価額を大きく減らしておるのですよね…。そこが問題でして、そうするとですね、特別分配金といって、NISAなんて使わなくてももともと非課税なので、NISAで投資するメリットの大半を捨てているようなものなんですよね。

この点、知らない方が結構いるんじゃないか??といろんなブログを読んでて感じました。

よくわからないかたは、「特別分配金」「普通分配金」でググって調べてみるとよいかと思いますです。


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