ファイト!闘う君の唄を~ 闘わない奴らが笑うだろう のカロリーメイトの歌が好き

2016年8月16日雑記帳

(13年1月に記載した旧ブログの移行記事です)

ご飯食べながらテレビを見ていたらカロリーメイトのCMが流れだし、浦島ひかりさんが

勝つか負けるかそれはわからない それでもとにかく闘いの
出場通知を抱きしめて あいつは海になりました
ファイト!闘う君の唄を 闘わない奴らが笑うだろう
ファイト!冷たい水の中を ふるえながらのぼってゆけ
ファイト!闘う君の唄を 闘わない奴らが笑うだろう
ファイト!冷たい水の中を ふるえながらのぼってゆけ

と歌いだした。てっきりCMで受験生応援用に書き下ろした曲なのかと勘違いしていたら、元の曲があったらしい。

ネットでこの曲を探してみたら

「あたし中卒やからね 仕事もらわれへんのやと 書いた女の子の文字は とがりながらふるえている」

と始まって、CMから想像していた唄とはいきなり趣が異なる感じ。

最初想像していたよりちょっと重い雰囲気の曲でした。

歌詞(J-lyrics)

歌詞を見ていて「ストーリーがなんかバラバラ??」と感じて軽く調べてみたところ、この曲は、中島みゆきさんがラジオ番組を担当していた時、そのリスナーに向けた応援ソングだったそうです。

なるほど~バラバラに思えていたのは別の人のストーリーだったからですか。

そう考えると、全く意味不明だった歌詞がちょっとわかりますね。ヒントが少ないので真意まではわからず推測するしかないですけれど・・・

ちょっとずつ推測してみます。

歌詞を推測してみる

中卒の女の子の字がとがりながらふるえる

あたし中卒やからね 仕事をもらわれへんのやと書いた女の子の手紙の文字は とがりながらふるえている

中卒の学歴で偏見を受ける女性のお話。ファイト!の歌詞では「今の本人の力では、もうどうしようもないこと」が多く出てきます。「とがりながらふるえている」というのはよくわかりませんよね。

尖った字というと

  • 汚い字=学がない字
  • くやしさがにじみ出ている字

みたいな字を私は想像しちゃいます。

ファイト!では、全体を通して割りと「困難を与える側」と「困難に立ち向かう側」が対比されておりまして、後々「冷たい水の中を ふるえながらのぼってゆけ」という表現が出てきます。そこで使われているふるえるという言葉は、理不尽・困難へ対抗するための言葉として使われているように思うんですね。つながりを考えると、この場面での「ふるえる」も、悔しさがにじみ出た字って考える方が良い気がしています。

でも、寒さにふるえるのと、字がふるえるのは又別な表現ですかね…?笑

少年たちの眼が年をとる

 

ガキのくせにと頬を打たれ 少年たちの眼が年をとる悔しさを握りしめすぎた こぶしの中 爪が突き刺さる

これも、年齢という「本人にはどうしようもないこと」で理不尽な扱いを受けている人の話。そして、眼が年をとるという表現がまたわかりませんよね~。

これは、目が子供の純粋な活き活きした目ではなくなってしまったということですよね? 反発せずに、理不尽を受け入れてしまったわけですね…。

ここにも、「大人」という「理不尽を与える存在」が出てきますね。

通り魔を目撃した女性

私 本当は目撃したんです
昨日電車の駅 階段でころがり落ちた子供と つきとばした女のうす笑い
私 驚いてしまって 助けもせず叫びもしなかったただ恐くて逃げました
私の敵は 私です

これはわかりやすいですね。

ただ逃げることしかできず、何もできなかった自分と闘う女性。

あいつは海になりました

ファイト! 闘う君の唄を闘わない奴等が笑うだろう
ファイト! 冷たい水の中をふるえながらのぼってゆけ
暗い水の流れに打たれながら 魚たちのぼってゆく
光ってるのは傷ついてはがれかけた鱗が揺れるから
いっそ水の流れに身を任せ 流れ落ちてしまえば楽なのにね
やせこけて そんなにやせこけて魚たちのぼってゆく
勝つか負けるかそれはわからない それでもとにかく闘いの
出場通知を抱きしめて あいつは海になりました
ファイト! 闘う君の唄を闘わない奴等が笑うだろう
ファイト! 冷たい水の中をふるえながらのぼってゆけ

中島さんなりの表現で書かれた部分。「暗い水」と「光る鱗」で対比されていますよね。

今までの流れを考えると、「水=困難・理不尽さを与える原因」「魚(鱗)=困難・理不尽に抗う人」ですよね。

は、夢をもった子供達であり、中卒をバカにされつつも頑張っている人であり、理不尽をうけつつも頑張っている人たちであり…。

魚たちが立ち向かっていくは、大人であり、中卒をバカにする人であり…困難を与える要因。

とすると、

暗い水の流れに打たれながら 魚たちのぼってゆく
光ってるのは傷ついてはがれかけた鱗が揺れるから

というのは、「困難(暗い水の流れ)に立ち向かい、人は傷ついていく。でもそういう人たちが美しいのは傷つきながらも立ち向かっていっているからだ!」的な感じで書いたのでしょうね~

いっそ水の流れに身を任せ 流れ落ちてしまえば楽なのにね
やせこけて そんなにやせこけて魚たちのぼってゆく

これもそのまんまですね~。魚達が「水の流れに身を任せ」てしまうわけですから、「困難なことに立ち向かわない」ということですよね。そうすれば確かに鱗も剥がれ落ちることなく、傷つかず楽でしょう。

でも、魚たちは楽じゃない道を進み、やせこけて傷つきながら魚達は登っていくんですね。

勝つか負けるかそれはわからない それでもとにかく闘いの出場通知を抱きしめて あいつは海になりました

うん…ここ全くわかりません(´;ω;`) 高校の時、国語勉強しておけばよかった(´;ω;`)

「あいつは、困難(理不尽)に打ち勝てるかどうかわからないけれど、それでも立ち向かっていくことにした」っていうところまではわかるけど… あいつは海になりました…?海ってなんだー!!

田舎の女性

薄情もんが田舎の町にあと足で砂ばかけるって言われてさ
出てくならおまえの身内も住めんようにしちゃるって言われてさ
うっかり燃やしたことにしてやっぱり燃やせんかったこの切符
あんたに送るけん持っとってよ 滲んだ文字 東京ゆき

東京へ行きたかったのに、田舎の同調圧力で実現しなかった女性。切符の文字が涙で滲むほど上京したかったのに、東京へ行かない言い訳すら正直に言うことができない。

ファイト! 闘う君の唄を闘わない奴等が笑うだろう
ファイト! 冷たい水の中をふるえながらのぼってゆけ

ファイト!

あたし男だったらよかったわ 力ずくで男の思うままに
ならずにすんだかもしれないだけ あたし男に生まれればよかったわ

“力ずくで”と書かれているので、おそらく男に何かしらの乱暴を受けた女性。最初は性的乱暴な気がしたのですが、どうもこの線は薄い気がしています。

「男だったら、力ずくで男の思うままにならずにすんだ”かもしれない”」と書かれているんですよね。男に生まれたら男から性的乱暴はまず受けませんよね。

…いや、可能性は確かにゼロとはいえませんが、さすがにここに推量表現混ぜるのは違和感ありますよね。

だとすると、DVとかでしょうか?男の思うままに何をされたのかよくわかりませんが、性的乱暴ではない気がしています。

最後のサビ

ああ 小魚たちの群れきらきらと 海の中の国境を越えてゆく
諦めという名の鎖を 身をよじってほどいてゆく
ファイト! 闘う君の唄を闘わない奴等が笑うだろう
ファイト! 冷たい水の中をふるえながらのぼってゆけ
ファイト! 闘う君の唄を闘わない奴等が笑うだろう
ファイト! 冷たい水の中をふるえながらのぼってゆけファイト!

中島さんなりの表現部分

結局「海」がよくわからない

一通り見ましたが、やはり海はよくわかりませんね~…。

勝つか負けるかそれはわからない それでもとにかく闘いの
出場通知を抱きしめて あいつは海になりました

の部分の「あいつは海になりました」ってなんでしょう。

とりあえず中島さんが描く、魚達が泳ぐ”水”は、「暗い」だの「冷たい」だのマイナス方面の単語が並んでますね。海もさかなさん達が泳いでいる水なわけですから、海という単語はマイナスイメージの単語として使われているのでしょうか…?

とすると、海になったというのはネガティブな印象を持ってしまいます…。

ポジティブに解釈したい…

「海」というのは「川」が最終的にたどり着く地点なんですよね。すると、海になれたということは、川をくだっていって最後まで辿りつけた…ということなんでしょうか?

ということは「海=目的地・目標」でしょうか?

でもね、海に行くのだとすると「暗い水の流れに打たれながら 魚たちのぼってゆく」という前の歌詞と合わないんですよね~…。海に行くならさかなたちは水をのぼるんじゃなくて下らなきゃいけませんから。

ただ、歌詞の

ああ 小魚たちの群れきらきらと 海の中の国境を越えてゆく
諦めという名の鎖を 身をよじってほどいてゆく

この部分。「海の中の国境」。川と海の境目を国境だと行っているのだとするとちょっとしっくりくるかも…。「やっと海に辿りつけたー、ばんざい\(^o^)/」的感覚?

でもね、水(川)を登っても海には辿りつけないんですよ… なのでたぶんこの考え方は違うんだろうな~。

他のところでヒントになりそうなところを探す…

さきほどの

ああ 小魚たちの群れきらきらと 海の中の国境を越えてゆく
諦めという名の鎖を 身をよじってほどいてゆく

を見てみます。「きらきらと」に近い表現は他の部分にも登場しています。

暗い水の流れに打たれながら 魚たちのぼってゆく
光ってるのはきずついて はがれかけた鱗が揺れるか
いっそ水の流れに身を任せ 流れ落ちてしまえば楽なのにね
やせこけて そんなにやせこけて魚たちのぼってゆく

「光ってるのはきずついて はがれかけた鱗が揺れるから」という表現にリンクさせてるのでしょうね。とすると、「きらきらと」「海の中の国境を越えてゆく」のですから、「海の中の国境を越える」のはおそらくポジティブなことなのでしょう。

傷つきながらも頑張って闘ってる人たちが越えていくのが「海の国境」

そしてたぶん「海の中の国境を超えてゆく」と、「あきらめという鎖を 身をよじってほどいてゆく」というのは同じ方向性のニュアンスを持った言葉ですよね。

諦めという名の鎖を 身をよじってほどいてゆく」の部分は、そのまんまで諦めないで頑張るぞ!って意味でしょうね。鎖って、縛られるもの、支配されるもの みたいな感じですからそれをほどいていくということは、自分の中の諦めちゃう心に立ち向かっていく様子的なのが書かれているのでしょうね~。

ですから、やはり「海の国境を超える」というのはポジティブ方面の意味合いを持っているのは確かでしょう。

わからん

くそー現代文の授業まじめにやっとけばよかったぜ。


最上部へ戻る